万が一のトラブルを避けるためにも、事前の申告を

インプラントを入れている方は、脱毛のカウンセリングのときに申告しておきましょう。

 

インプラントとは、治療や美容の目的で体に埋め込む器具のことです。身近なところでは、虫歯のときにのつめものや、差し歯を入れるための人工歯根などがあります。これなどは、使っている方も多いですよね。

 

インプラント

 

他には、骨折した箇所を癒着させるためのボルト、金属プレートもインプラントの一種ですし、女性の場合であれば避妊リングもそうです。また、心臓のペースメーカーや人工内耳のように、電力が必要な医療機器も、インプラントに入ります。

 

脱毛用のライトやレーザーは波長によっては金属を加熱してしまうリスクがあるため、こうした金属製のインプラントが入っている箇所は、照射を避けるのが一般的です。ただ、虫歯治療のつめもののように、非常に多くの人が使用しているものの場合は、コットンをかぶせて施術を行うなど、柔軟に対応するようです。

 

医療用のインプラントは、チタンをはじめ、金属がほとんどですが、美容目的のインプラントは、さまざまな素材が使われていますよね。鼻のプチ整形や豊胸で使うシリコンはよく知られています。また、一般的ではありませんが、一種の身体装飾として皮膚の下にさまざまな形の器具を挿入する美容インプラントは、樹脂やジュエリー、磁石など多種多様の素材が用いられます。

 

このような、金属以外のインプラントについてはどうかというと、万が一のトラブルを避けるためにも、同じように事前に申告しておいた方がよいと思います。

 

とはいえ、インプラントを入れている部分にレーザーを照射した場合に、一体どのくらいリスクがあるかというと、実際に影響が出る可能性はあまり高くはないとは思います。脱毛用のレーザーはそれほど深くまでは届きません。波長の長いライトは深部まで浸透しますが、それでもせいぜい真皮層までです。

 

ただ、どんなことも絶対に安全とは言い切れません。また、火傷のようにトラブルが体の表面で起きた場合と、体の中で問題が起きた場合とでは深刻さが違いますから、インプラントはまとめて断ってしまうことが多いということなのでしょう。